ある倉庫に1缶1kgの缶詰40缶入りケースが6ケース納品された。しかしこの中に何ケースか不良品が混じっている。
不良品は1缶が900gしかなく1ケース分全部が不良品だという。倉庫には100円を入れると体重が1回計れる
最小目盛り100gの体重計が一つあるだけだ。ポケットには100円玉1つしかない。
さて、どうやったら不良品のケースを探し出せるだろうか?
下にこたえあるよ↓
まず6つのケースをABCDEFとする。そしてAから1個、Bから2個、Cから4個、Dから8個、Eから16個、Fから32個缶詰を
取り出し、計63個の缶詰を体重計に乗せ、その総重量を計る。本来不良品が無いとすると、ここで63000g(63kg)に
なるはずだから、体重計の目盛りが63000gから何g足りないかわかれば答は簡単。例えば目盛りが62200gなら
800g足りないから不良品は8個取り出したDのケース。2000g足りなければ16個取り出したEと4個取り出した
Cのケースが不良品。というふうに不良品のケースを特定できる。